渡り鳥の冒険記

スカイノーツのプレイログ

彷徨える城 オープニングフェイズ

 

 

  • 探空士チーム結成秘話

GM:オープニングフェイズの方に入っていこうと思います。
エミリア:わーい!
トーニャ:はーい!
アラン:はーい!!
シーマ=フロウ:はーい!

GM:さて、これは聞き忘れていたのですが
トーニャ:はいはい
エミリア:はい!
GM:皆様のチームはどのようにして知り合ったのでしょうか。関係性を少し明確にしておきたいなと。ここで知り合うというのもありと言えばあり
エミリア:ほう…!
アラン:ふむむ…なるほど
シーマ=フロウ:キャプテンが募集してたのかしらん
エミリア:なるほど!<募集 イイネ。トーニャちゃんはエミリアのおうちのコッペリア*1だった!てことで良いでしょうか? じゃあかなり親しそうです!

トーニャ:トーニャはこう、「旦那様がここにゆけっつったんじゃよー」って。もしくはそうだな、エミリアのお目付け役的な感じで駆り出されたとかだと話が早いかな?お目付け役というかお荷物役だけど

シーマ=フロウ:お荷物役()
アラン:ほほう…エミリアさんのお家に仕えてた感じですかね
エミリア:イイネイイネ! そしたらトーニャちゃんと一緒にチームの旗揚げよ! と息巻いて、修理工と偵察員募集の貼り紙を出しました。そして来てくれたのがお二人であった…みたいな感じでいかがか!

トーニャ:おお、じゃあそれで!二人で大股で入ってくるんじゃよ
アラン:なるほど…! いいですね
GM:では船はもともとエミリアの所有物だったということかしら、もしくはエミリアが出資したというか。
エミリア:そうですね、じゃあおうちの資産として保有していた船だったのかな。古いし使ってないしで大分おんぼろでしたが…
シーマ=フロウ:ほほぅ
GM:なるほどなるほど
トーニャ:砲は元はトーニャのなんじゃよ(肩を回しながら)
エミリア:みんなでこの度すてきな名前をつけました! シーマさんがいい感じに調整もしてくれたに違いない
アラン:ほほう、いいですねえ
シーマ=フロウ:竜骨さえしっかりしていれば、アタシの腕でチョチョイのチョイよ~
トーニャ:いい腕しとるのう!

エミリア:トーニャちゃん間違いなく物騒なコッペリアなんだよなあ…

シーマ=フロウ:アタシは、ドックでの毎日に飽きていたところだったので、面白そうだったので応募しましたー
アラン:アランはギルドに所属してまだまだ若輩なので、決まった固定チームに所属はできておらず 欠員が出たところとかに潜り込ませてもらってる感じだったのですが、今回のメンバー募集を見て嬉々として参加してきた という感じでどうでしょう…
GM:良いのではないでしょうか
シーマ=フロウ:初々しい
エミリア:ありがてえ! ご応募ありがてえ! お二人とも即採用
トーニャ:降って湧いたチャンス!
エミリア:はい!
アラン:募集だ! これは参加するしかない! そんな感じですね、はーい!
トーニャ:はーい

エミリア:その決断力…嫌いじゃねえぜ!
シーマ=フロウ:初めてあったときは、「よろしくねぇお嬢ちゃん。・・・ところでキャプテンはどこかしら(キョロキョロ)」といったやり取りがあった気がします。
エミリア私よ! 私!(コマの下からフキダシ)
トーニャ:トーニャは「ではお主らはこれよりこのトーニャの弟分じゃな! あ、長女はお嬢なんじゃよ!」とかゆってる。「……お主は弟か? 妹か?(傾げ)」とシーマにゆったり
アラン:「え? オレが弟なのか…!? ま、まあいいけど」
エミリア:つまり全員私の弟分ということね!!
シーマ=フロウ:「うふふ・・・」トーニャの質問には怪しい笑みで応えます

エミリア:妖艶微笑…

GM:となると、今回は、このチームでの初仕事を受けるため、4人でギルドに来たという感じになりますかね

  • オープニングシーン:航空ギルド本部

GM:物語の舞台となるのは大きな歯車の塔『ヴィクトリア・シティ』キミたちが暮らす場所です。産業革命期の大英帝国(イギリス)*2のような世界観です。
上層、中層、下層の3つの層に分かれ、上層は王族や貴族、中層は資本家などの金持ち、下層は労働者などの貧しい人々が暮らしています。

トーニャ:流石スチパン
GM:そんなヴィクトリア・シティの中層にある港湾区「チクタクヒル層」ここにあるのは皆様探空士が所属する航空ギルド本部、物語はここから始まります。
今日の航空ギルド本部は珍しく人が少ない。いつもは仕事を求めてクエストボードに張り付く探空士たちでごったがえすギルドだが、今日は大企業からの大口の依頼が入ったせいか、探空士達は皆出払っているらしい。皆様、マイグラトリー・バード号の面々は、そんな依頼からあぶれた探空士として、ギルドにたむろしております。

アラン:ほほう…
エミリア:たんくうしの血税で潤うギルド…!(雑誌を読みながら)

トーニャ:船長がお年頃だ
GM:では仕事の依頼の張り紙がいつもなら所狭しと張られているクエストボードを皆さんは見ますが、本日はウソのように何もありません。
エミリア:なんたる…
アラン:「空を旅できるならそんなのは些細なことだ……! って思ったのにな……募集が全然ないぜ……」
ギルド受付:「ごめんなさいね、今日はあなた達に頼めるような依頼はないの」
シーマ=フロウ:「やだー、これじゃあ食いっぱぐれちゃうじゃなーい」
ギルド受付:「一応、大人数用の大口の依頼ならあるのだけど…」
トーニャ:「お嬢の門出じゃぞー! ほんとは隠しとるんじゃろー! だせよー!だせよー!」
アラン:「大人数用かー、俺たちの規模じゃ無理そうか?」
シーマ=フロウ:「あら、そうなのー?どうする、キャプテーン?」
エミリア:「話だけは聞かせなさいよ。やる気だけはあるのだから!」えへんと胸を張る。
トーニャ:「よっお嬢! 流石なんじゃよー!」
ギルド受付:「数十人クラスの依頼になるわね。とても新規のチームにはお勧めできないわ」
トーニャ:Booo!
エミリア:「最初から何もかもうまくいくなんて思ってないわ。困難があればあるほど燃えるというものよ!」トーニャに煽られてシャドーボクシングしているが無鉄砲とも言える様子である…。
アラン:「うーん、なら仕方ないかあ……くそう」 船長入れても4人だもんなあと指折り数えてため息をつく。
エミリア:「それなら他のチームと組んで……。ああ、そのチームも居ないのね……」からっぽのロビーを振り返る。
ギルド受付:「その依頼の関係で、探空士が大量に必要になっちゃって、今は依頼もなければ人も出払っちゃってるのよね」
GM:ギルドの窓口には、現在、あなた達以外のチームはいません。
アラン:「……! だ、だからこんなにガランとしてたのか!!」
トーニャ:「ギルドっちゅうのは儲かってないんじゃなとおもっとったが、出払っとるだけじゃったか」
シーマ=フロウ:「つまりアタシ達、出遅れちゃったってわけ?いやーねー」
アラン:「くっそー……オレたちも参加したかったが仕方ない……。 また何かいい依頼があったら教えてくれ!」
エミリア:「そう……。せっかく船も整備したのに残念ね。仕事が入ったらすぐ私達に連絡なさい! 良いわね!」ぴしっと受付に名刺を差し出し、受付から離れる。

トーニャ:「良いな!」 びしっ

GM:がらんとした本部のロビー。さて、そんな物寂しい所に一人の紳士が入ってきます
シーマ=フロウその紳士は渋いイケ面ですか?!
エミリア:この脊髄反射
アラン:と、受付のお姉さんに言っていると、老紳士の気配に気づきそちらを見る
GM:仕立ての良いインバネスコートは、彼が労働者階級ではなく、貴族か、資本家であることを示している。初老という感じでしょうか、ナイスミドルな感じです。
アラン:「ん……?」
エミリア:「良いわねっ!」トーニャと一緒に大事なことなので二回言った。
シーマ=フロウ:好みのタイプ!
GM:彼はそのままギルドの窓口に向かいます。
紳士:「探空士に依頼を頼もうと思っているのだが?手の空いている者はおるかね?」
エミリア:「全くもう。出鼻を挫かれちゃったけど、今日は船のお掃除でも……シーマ?」なんかシーマが立ち止まっているのを見る。
シーマ=フロウ:シーマは紳士に見惚れています
アラン:「!!! その、オレたちでよければ!」
GM:紳士は、ギルドの受付と少々話をした後

ギルド受付:「その依頼でしたら、あのチームが、適任だと思いますよ。」

GM:そう、あなた達のチームを紹介され、彼はやってきます。
トーニャ:「トーニャ!トーニャ!」 ぴょんぴょん
エミリア:「あら、私達をお呼びかしら?」スッと紳士の前に立ちふさがる…。

紳士:「おおっと」立ちふさがれ
アラン:い、勢い余って先走ってしまった。紳士と受付さんに声をかけます……。
エミリア:迅速な行動GOODすぎる
シーマ=フロウ:そんなみんなを押しのけながら「あら~~!素敵な殿方!!アタシ達でよければ、どんなことでも協力しますわよ~~!!」
トーニャ:「おぎゃー!」 ころころ
アラン:「ええと、その。オレたち、ちょうど依頼を探していたところなんです」「って、うわ!? 何するんだよシーマさん…」 よろけるが、反射神経がいいので立て直す。

GM:「はっはっは、これは気が早い」 紳士はシルクハットを脱ぎます。
エミリア:「きゃー!」押しのけられてトーニャに思わずしがみつく。そして二人で転がっていく…。
シーマ=フロウ:シーマの目はハート型になっており、鼻息も荒いです。
トーニャ:ころころころ
エミリア:数メートル転がってから、トーニャちゃんの肩を借りつつのそのそ戻ってくる。

アラン:「だ、大丈夫か二人とも……?」 とりあえず転がった二人に心配そうに声をかけつつ。
紳士:シーマに対しにっこり微笑み 「それは心強いお言葉」

紳士は自己紹介の後、こう言います。おほんと咳払いし、「キミたち、もし時間があるのなら、私の話を聞いてくれるかな? 」「キミたちにとっても、心躍る話だとおもうのだが」
GM:そう問いかけます。
紳士:「おっと、大丈夫かな?」
トーニャ:「どんと来いなんじゃよ!」
アラン:「はい、勿論!」 紳士に力強く頷きます。
エミリア:「ええ、もちろんよ! 今の私達はどの探空士よりも空への船出に胸を高鳴らせているのだから!」えへんと胸を張る。
シーマ=フロウ:「どんな素敵なお話なのかしら、楽しみですわぁ!」
GM:では紳士は話し始めます。
紳士:「『彷徨える城』という伝説を聞いたことはないかね?」
トーニャ:「さまよえる?」傾げ
アラン:「彷徨える城?」 PCの探空士たちはこの話を聞いたことってありますかね
シーマ=フロウ:彷徨える城については、下層民でも知っているお話なのでしょうか?
GM:有名な話なので、知っている人はしってるでしょう
シーマ=フロウ:ほぅほぅ
紳士:「ご存知かもしれぬが、彷徨える城とは、巨大なソラクジラ*3のことだ」
エミリア:「そうね……。名前くらいは」
アラン:ふむふむ、じゃあその単語を聞いたアランは目を輝かせます。
トーニャ:「あーあの! うまそうじゃよな!」
紳士:「古くから、その存在が確認されている。その背の上には、人工物としか思えない城が載っていると言われている。おそらくそれは古代文明の遺跡だろう」
エミリア:「へえ……」想像するとなんとも可愛らしい。次第に顔が輝いていく。
アラン:「ああ、小さい頃聞いたことがある! 父さんたちに何度も話しをせがんだっけ……」
紳士:「太古の昔から『城』は空の上に浮かび続け、今もなお、この空の何処かをさまよっているだろう」
シーマ=フロウ:「へぇ~ロマンチックねぇ...」

トーニャ:「何食っておるんじゃろうなー」
紳士:「かつて、『キャプテン・ジョニー』という探検家がこの『城』を発見したことで、一時期ニュースになった、ということは知っているかもしれないな」
トーニャ:「知らぬ!!」
エミリア:面白いから!!
紳士:「ふむ、君たちのような若者の生まれる前の話だったか」
アラン:「いやあ、すごいよなあ。……ロマンがあるよ、俺も実際に見てみたいな」
紳士:「残念なことに当時は、ジョニーが語る話以外に『城』の存在についての確たる証拠はなかった。与太話程度に考えていたものも少なくはなかった」
エミリア:すっかり紳士の語りに聞き入っている。これが依頼の話だということも忘れるほどだ。
トーニャ:夕飯のことを考えている
紳士:「それが悔しかったのか、ジョニーは後に、『城』の再調査のために空へ駆けていった」
シーマ=フロウ:イケ紳士を見てウットリしている。

エミリア:四者四様のこの反応よ
紳士:「しかし、そのままジョニーは帰っては来なかった…あれからもう随分たつ」
エミリア:「まあ、どうして……。そのお城で元気に暮らしているのならいいけれど……」
紳士:「つい先日のことだ。『彷徨える城』らしき巨大な影が、このヴィクトリア・シティ周辺の空域で目撃された、という話を耳にした」
アラン:「……えっ!?」
トーニャ:「なんと」
エミリア:「行きましょう!」
シーマ=フロウ:「アラ!すごいじゃない!」

アラン:真剣な顔で話しに聞き入っている。 幼いころ聞かせてもらったぼんやりと記憶に残る伝承が、手の届くかもしれない場所にあるなんて……!
紳士:「…そこでだ」紳士は少し恥ずかしそうに顔を赤らめる
そして続ける「実は、私はかつて子供の頃、ジョニーにひどく憧れていてね、彼の『彷徨える城』の話に、いつも胸踊らせていたのだよ。目撃されたという話を聞いて、居てもたってもいられなくなってね。私は仕事もあるから行けないが、キミたち。私の代わりに行ってきてくれないか?これが私からの依頼だ」

エミリア:「貴方に同行していただけないのはとても残念だわ……おじ様」
シーマ=フロウ:かぶせ気味に「まっっっっかせてください!アタシ達にかかれば、チョチョイのチョイですわ!!ねぇ、キャプテン!!」

エミリア:「ですがその依頼お受けしま……ええ!! お受けしますわ!! ええ!!」シーマの勢いに完全に先を越されていた。こくこく頷く。
アラン:「……はい! オレたちでよければ喜んで!! って言いたいけど、皆は大丈夫か?」
トーニャ:「エミリア・シュヴァルツお嬢様のご出陣!! ご出陣であーる!!」 ばっさばっさと紙吹雪

紳士:紳士は、持っていたバッグから、大きな旗を取り出す「私も残念だよレディ。だから、引き受けてくれるなら、私はこの旗を託したい。もし、『彷徨える城』に到達できたなら、どうかその上にこの旗を立ててきて欲しい。長年の夢に、私がたどり着いたという証を、どうか」
エミリア:「この通り、船員一同士気軒昂! 最高の報告をお約束します!」紙吹雪の中で言い放ってから、差し出された旗を受け取る。「もちろんですわ。……まあ、これは……」どんな柄をしてるのか見てもいいかな?
アラン:「……はは、聞くまでもなかったな。というわけでよろしくお願いします!」 紳士へ頭を下げる。
エミリア:「アラン、あなたもお父様へ素晴らしいお土産話ができそうね!」
GM柄は…決まってない*4(素)クジラの絵でも書いておこうかな
シーマ=フロウ:でっち上げるチャンス
アラン:「ああ! 父さん、きっとこの話を聞いたらひっくり返って驚くだろうな」:ワクワクを抑えきれない顔で頷きつつ、旗を見つめる。
トーニャ:ジョニイのJがでかでかと書いてあるのもいいんじゃないかな

シーマ=フロウ:なるほど
エミリア:イイね! クジラの旗だ! ではそれをしっかりお預かりします!
トーニャ:クジラとJ
エミリア:クジラ&J
アラン:クジラ&J! いいですね
紳士:「ありがとうキミ達。是非よろしく頼むよ。戻ってきたら、土産話を聞かせて欲しい」

エミリア:「ええ、ご期待くださいまし、おじ様!」スッと手を差し出して握手を求めます。

GM:では紳士は跪き、エミリアの差し出した手にキスをします。
トーニャ:し、紳士~
シーマ=フロウ:ではキスを見て「キャーーーーッ!うらやましい!!」と、ハンカチを噛んでいます
エミリア:「光栄ですわ」キスを受けると深く頭を垂れる。本物の紳士だこのおじ様は……
シーマ=フロウ:「ところで紳士、アタシ達が戻ってきたらご一緒にお食事なんていかがかしら」
トーニャ:「トーニャは土産はまんじゅうがよいな」
シーマ=フロウ:「いいムードのお店を知っていますの」
トーニャ:「饅頭屋か!?」
紳士:「ああ、それは良い提案だ。是非ご一緒させてもらおう」
アラン:「勿論です! 楽しみにしててください!」<土産話 「トーニャは饅頭が好きなのか?」
シーマ=フロウ:「ええ、約束ですわ!」うっきうきしている「トーニャちゃん、饅頭屋さんはまた今度ねぇ~」あやしながら
トーニャ:「もなかもよいぞ」
エミリア:「お城におまんじゅう屋さんがあれば買って帰りましょうね、トーニャ」お腹を空かせた子に頷く。

アラン:「もなかかあ……何かよくわからないけど、旨そうだなあ」 下層市民感

 

GM:紳士は今回の依頼に対し、数週間の期間、報酬を出すことを約束します。
アラン:おおー!
GM:ゲーム的には、このシナリオのリミットは5サイクル*5です。
トーニャ:いいね
シーマ=フロウ:ほほぅ
アラン:ほうほう
エミリア:ほうほう
トーニャ:ほうほう
アラン:フライトフェイズが5周するまでにたどり着いて帰ってこないと…!
エミリア:ガンバルゾ!
GM:さて、では紳士からの依頼を受けるということでよろしいね?
エミリア:おふこーす!
シーマ=フロウ:あ、はい
アラン:勿論です!
トーニャ:はーい
GM:ではチーム、マイグラトリー・バード号はクエスト「『彷徨える城』の上に旗を立てる」を引き受けました。ここで、望むなら、『彷徨える城』について、何か噂がないか、調査することが出来ます。
エミリア:おっ調べたい
アラン:ほほう 調査してみたいですね
トーニャ:おーいいね

シーマ=フロウ:ぉぉ
GM:では調べたい人は【教養】+【教養】-2で判定します。
トーニャ:おっそうだな(判定成功しない顔)
GM:では判定したいひとはどうぞ。一人成功すればOKです。今回は

 

ダイスロールの結果、シーマのみが成功する。

GM:シーマが成功ですね
シーマ=フロウ:「うふふ~余裕~~」ドックにいたときの後輩から聞いたりしたのかしらん
エミリア:シーマさんありがとう!!!!!
アラン:シーマさんナイスです…!
トーニャ:たよれるー!

シーマ=フロウ:うふふ~~ん
トーニャ:このパーティ地味に教養得意なのお嬢だけなんじゃなー

エミリア:シーマさんも十分お得意の部類に入る!
シーマ=フロウ:教養が5・・・さすがお嬢さま

GM:ではそのコミュ力を駆使して噂を調べた。以下のようなことがわかりました
・目撃したのは近隣の文明塔アキツシマ*6との定期通商艇。
ルートを航行中に突然、近くの雲の中にとてつもなく巨大な黒い影が現れた。
達が様子を伺っていると、雲の晴れ間から、城のような構造物がちらりと顔を覗かせたと言う。
組員を他所に、その『城』は雲の中に隠れ、逃げるようにしてその姿を消していったという。
・『城』はまるで雲の中を自在に泳いでいるかの様だった。
に一瞬にして身を隠してしまった事から分かる通り、その大きさの割には、その動きは早い。
・雲の隙間から顔を覗かせた『城』には、下部に巨大な影が浮かび上がっていた。
すれば『城』は何かに乗っかる様な形で築かれているのかもしれない。
うだとしたらそれは浮遊島かもしれないな、と目撃者は冗談交じりに言っている。
GM:以上です。どうやら、それが巨大なソラクジラという話が、現実味を帯びてきました。
トーニャラピュタ*7感と夢を見る島*8感がある
エミリア:らぴゅただぁ
シーマ=フロウ:らぴゅたはホントにあったんだぁ「・・・って、いうことらしいわぁ~」
トーニャ:「まっこと面妖奇っ怪じゃのう」
シーマ=フロウ:「どうやら素敵な紳士のお話は本当っぽいわねぇ~」
エミリア:「それは……」司令ポーズ*9をしている。「すごく……脈アリというやつじゃない!」
アラン:「おお、そんな噂話が。……旅立つのが楽しみになってくるな!」

GM:さて、ではヴィクトリアシティでのシーンはそんなところかな
トーニャ:はーい!
エミリア:旅立ちに胸を踊らせて!

  • マイグラトリー・バード号発進


GM:折角、最初の航海の開始ということなので、発進の演出をやって頂けたらと思います。
トーニャ:おー
GM:機関室が唸りを上げる。燃素<フロジストン>を燃やし、濛々と吹き上がる黒煙と蒸気の風。さて、では皆さんそろそろ配置についていただきましょう
シーマ=フロウ:「こちら機関室、出力は上々。いつでも発信できそうよ」電送管を通じて、操舵室に知らせますー
トーニャ:「トーニャ、配置についたんじゃよ!」 まだ撃つタイミングじゃないので碇を上げる準備をしています
GM:では、いよいよ発進です。それぞれ演出をお願いします。
アラン:「こちらアラン! 準備OKだ。 待ってろよー、彷徨える城!」 輝く瞳で霧に包まれた空を見つめ、力強く宣言します。
エミリア:「了解! 発進までそのまま待機よ!」三人からの声に、それぞれ電送管から返答を送る。
GM:各々準備が整ったようですよ、船長。
シーマ=フロウ:「発進するときは、きっとキャプテンが威勢のいい掛け声をかけてくれるはずよね~」電送管にからかうような声をかけます
エミリア:一瞬だけ音声を切ります。「……いよいよだわ……。私、頑張ってみるから……見守ってね、パパ、ママ」服の中に忍ばせた魔法石に、人知れずそっと声をかけます。
深呼吸して電送管を開くと、一番にシーマの声が飛び込んできました。「ええ、任せなさいシーマ!」「目標は『彷徨える城』! おじ様の旗と一緒に私達の旗も立てて帰ってくるわよ! マイグラトリー・バード号、発進!」叫ぶのと同時にスロットルレバーを押し出しました。エンジンが! かかるぞ! グングンと!
トーニャ:「出・力・全・開!」 おさげの根本に隠された配管から、ぴーーーーーっと蒸気を噴出して鎖を引き、碇を上げる
GM:船長のよく通る号令とともに、キミ達を乗せたフネは、大空を駆ける。この胸に踊る小さなワクワクを頼りに、今、冒険の旅は始まりました。

*1:エミリアのおうちのコッペリアコッペリアは労働力として造られた機械なので、多くが人に仕えている。が、トーニャは居候ということで、事情は異なるようだ。

*2:産業革命期の大英帝国スチームパンク作品の定番世界観。

*3:ソラクジラ:浮遊生物の一種。中型の飛空艇から戦列艦程の大きさをもつ空飛ぶクジラ。

*4:柄は…決まってない:シナリオシートに書いてないんだもん。

*5:シナリオのリミットは5サイクル:5サイクル経ってもフライトフェイズが終わっていなければ仕事は失敗となる。当然紳士からの報酬も貰えない。

*6:アキツシマ:歯車の塔の一つ。和風スチームパンクの世界観を持つ国。

*7:ラピュタスタジオジブリのやつ。バルス

*8:夢を見る島:ゼルダのやつ。詳しくはネタバレになるので伏せる。

*9:司令ポーズ:両手を口の前で組むポーズのこと。